抽選器 ガラガラポン!!! 不正選挙防止!!!

とあるマンションで実際に起きた出来事です.

そのマンションの管理組合では、年に一度選挙で8名の理事1名の監事を選びます.

選挙ですから、理事・監事に立候補する方がいれば、すんなり決まるのですが、19年間で立候補者は僅か2名でした.

どこのマンションもそういうものなのでしょうか？

そんなわけで、理事・監事役は敬遠されているのですが、
実際は何らかの方法で決めなければなりません.

これまでは、居住者の部屋番号を書いた紙切れを茶封筒に入れて置き、
その中から紙切れを理事長が引くことにより決めていました・・・・・・.




ところが、あるとき不祥事が起きました.

事件の内容は、大規模修繕の年を控えた選挙で、
年次総会などで厳しい発言をしばしばしていたＡさんが選ばれてしまったのです.

振り返ってみると、Ａさんは以前も課題が多い忙しい時期に理事に
抽選で選ばれ担当していました.

その方がいうには、「茶封筒方式の抽選は、
作為的に行おうとすればいくらでもできる」と話し、大変もめました.

真相は藪の中ですが、それ以来作為が入らない方法ということで、
知恵を出した結果、ガラガラポン式の抽選器を採用することにいたしました.

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