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粉末消火器10型蓄圧式!  2メーカの比較分析 [消火器]


マンションの消火器が古くなり、代替品の購入をすることになりました.
消火器に詳しくはないけど、管理組合の理事会役員を現在しているため、この作業の検討する羽目になった.
粗く候補となる消火器を絞った結果、ハッタ製作所の製品と、ヤマトプロテックのモノが残った.

二つの製品は細かいところの仕様が異なるために、全く同じ土俵に乗せ、比較は困難である.
そのため、他の理事が判断しやすいようにと、簡単な商品比較表を作ってみた.


消化器比較表  キャプチャ.JPG



まず、どちらの商品も総務省検定品であり、法律的には問題がない.
それでは、絞り込めないので、商品比較をする際に、よく取り上げられる、販売価格、
商品重量と商品性能について調べました.
その結果判明したことは、まず、重量はほとんど等しい.
税込販売価格は、ハッタ製作所製品が700円ほど安価である.
これは、差が大きいかもと思った.
そこで性能についてみると、使用温度範囲、使用寿命10年は全く同じである.



その他の性能についてみると、ようやく差が明白になった.
つまり、消火器の命ともいうべき、放射可能時間が、ハッタは約15秒に対し、ヤマトは約13秒であった.
2秒の差で、消える火事と消えない火事が出てくることを考えからである.
薬剤重量はほとんど同じであるから、消火剤を放射するノズル部分、蓄圧装置部分等の総合技術が
ハッタの方が優れているという判断となった.
ちなみに、放射時間1秒当たりの価格は、ハッタが212円、ヤマトは303円ということで歴然とした差となった.



ヤマトの商品は、指示圧力計がついていたり、全数検査をしていたりとか、
販売価格を押し上げる要因があることは認められた.



しかし、理事会の最終判断はこれらの要因は、極論すると無駄なモノ考えられた.
商品造りは難しいものであるということを、消火器の事例から学んだ次第です.

ハッタ製作所の商品



ヤマトプロダクトの商品


⇒メンズシェーバーはこちら

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