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田中角栄  葬儀に贈る生花は毎朝新しいものに代える [冠婚葬祭]





いま田中角栄ブームとなっている。
元総理大臣の田中角栄氏について、
記憶が薄い人もいると思われるので簡単に述べますよ。
彼の政治能力は一言でいえば、
コンピューター付ブルドーザーと揶揄された。
高等小学校の学歴でしたが大勢の大学卒を押し退けて54歳で総理になった。




その理由は、
並外れた記憶力と人心収攬力にあったといわれる。




記憶力について言えば、
彼の演説では細かい数字が出てくるのが当たり前であったが、
その数字を間違えることはなかった。




また、人心収攬力について言えば、
たとえば関係者に不幸が発生するとお花を届けることがある。





一般の方は生花を届けても、いったん届けるとそれだけで終わる。
彼は一味もふた味も違っていた。
いまのように猛暑の場合、
生花といえども朝はシャンとしていても、
夕方はしおれる場合がある。
彼は、朝生花を届けると夕方には萎れることを見越して、
翌日にはまた新しい生花を届けたという。
この行為は葬儀が終わるまで続いたという・・・・・・。
届けられた遺族は、彼の故人に対する想いが、
ただならぬことに気が付くといった具合である





現在お盆の時期ですが、
生花の通信販売が発達した時代なら容易でしょうが、
これを40年以上前に思い付いた人は
彼以外にはごく少数の人であったでしょう。




総理になるような方は、
学歴を問わずこのような才長けた方がなるのでしょうか?



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