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ふくらはぎは何故第二の心臓と呼ばれるのですか! その一 [健康]



立ち仕事などをしていますと、脚が「疲れる・だるい・むくむ・重たい」など、
次の日も疲れがとれない方々がいます.

そのような方は、ふくらはぎを中心に、マッサージしたりすると、
この症状が取れることが知られています.

それでは、何故ふくらはぎのマッサージが有効なのでしょうか.

これは、医学的に有効なことが知られています.


人間の身体は、心臓から酸素を含んだ血液が動脈を通じ送り出され、
身体の末端まで届けられ、帰りは老廃物を含んだ血液が静脈を通じ心臓に戻されます.


静脈を通じて送り返された血液は肺に戻され、
再び酸素を含んだ血液となり心臓から全身に送られます.
この繰り返しを毎日毎日24時間継続して行っています.


ところが、二足歩行の人間の場合、心臓のポンプ作用だけでは、
ポンプ機能として不十分なのです.


わが家の柴犬などは、足はスリムでいかにも俊足で走ります.
4足歩行する動物はつま先から心臓までの落差があまり大きくありません.
しかし、人間はつま先から心臓までの落差が大きく、 ふくらはぎ部分のポンプ機能の助けを借りて、 ようやく血液が身体全体に循環する仕組みとなっています.

重力に逆らって血液を心臓に戻す働きをするのが、ふくらはぎの「筋ポンプ作用」です. この働きからふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています.
筋肉が収縮することで静脈が圧迫され、血液がしぼり出されるように流れ出す.
また筋肉が弛緩すると下方より血液が再充満する.
この一連の働きを「筋ボンプ作用」と言います.



さらに静脈には、血液の流れを一方通行にするための弁がたくさんあり、
これによって効率的に血液が流れるようになっています.筋ポンプ作用によって、
歩行時の静脈にかかる圧力を27hPa(20mmHg)以下まで下げる事ができます.

レッグマッサージの重要性はその二で.




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